トラック協会加入者に配られる広報誌。
内容は
日本の物流はトラックが殆どで
全国を走るトラックにとって
全国各地にあるトラックステーションは
シャワーや食事などが取れる
オアシス的な存在。
そんな内容だ。
だが実際は
トラックステーションを支えているのは
各県のトラック協会で
車両台数によって会費が決まっており
集められた会費で予算編成され
その中にトラックステーション運営費が含まれる。
以前のブログでも御紹介しましたが
愛知県安城市内の国道1号線
安城トラックステーションが
6月30日を最後に閉鎖。
原因は施設が賃貸なので
賃借料が高く
維持運営が難しい。
人手不足も進み
これからトラックの台数は
全盛期に比べ減少する事は明らかだ。
会費収入が減少すれば
必然的に要らないものは削られる。
それがトラックステーション。
。
。。
。。。
安城TSが閉鎖になると
あとは名古屋市港区にある
名古屋藤前トラックステーションだけ。
このステーションも廃止される方向性で
協会は動いているようだ。
重量物を運ぶ我々のような
重機屋さんは
車両の特性上と特殊車両通行許可の問題で
有料道路の使用が制限されるため
一般道路を利用するケースが多い。
そのため
各地に点在するトラックステーションは
非常に有難い存在だ。
停車中のトラックドライバーのモラルに欠ける行動が
地元自治体にとっては
大きな問題になっている事も
重々承知しているが
トラック協会と地元自治体と協力し
トラックステーション道の駅化や災害物資拠点など
もう少し残せる方法を模索して欲しいと思う。
協会は会社を相手にしている事も分かりますが
末端にいるトラックドライバーの事を
忘れないで欲しい。